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ボルタレン(解熱鎮痛剤)は何歳から飲める?

ボルタレンは有効成分ジクロフェナクナトリウムが持つ優れた抗炎症作用によって炎症による痛みや腫れを効果的に緩和する解熱鎮痛剤です。
ジクロフェナクナトリウムは炎症を引き起こす物質プロスタグランジンの生成を阻害する働きを持っていることから、痛みの原因そのものにアプローチして高い鎮痛効果をもたらします。

手術後や抜歯後の激痛緩和にも使われるほど解熱鎮痛剤の中では格段に高い効能を持つボルタレンだけに、錠剤と座薬は劇薬指定となっているため医師の診察を受けた上で処方される薬です。
長期間使用を続けると耐性ができてしまったり副作用が出る恐れも高まることから、痛みのピークなどの長さから医師が使用期間を慎重に判断して処方せんを出します。

ボルタレンが持つ強力な抗炎症作用が効き目をあらわす仕組みが胃腸にダメージを与えることにもなりかねないため、副作用を抑えるために胃粘膜保護効果の高い胃腸薬と併せて服用する必要があります。
特に副作用が起こりやすいとされる子どもと高齢者の服用は原則的に不可で、胃腸に影響が及びにくい座薬のみ、慎重に投与されることがあると言われます。
特に、大人が処方された錠剤のボルタレンを子どもに与えるのは厳禁です。

ボルタレンの錠剤が服用できるのは15才以上とされており、65歳以上の高齢者が使用する際は慎重な投与が必要とされます。
高齢者の場合は何歳から要注意というよりも、心臓や肝臓・腎臓、血液に何らかの疾患や不調がある場合やアレルギー体質の人は副作用を起こすリスクがいっそう高まるため、少量から投与されるか、ボルタレン以外の薬が処方されます。

ボルタレンが誇る高い抗炎症作用と裏腹の副作用は、痛みが強いからと決められた量より多く服用してしまったり長期間の服用であらわれやすくなります。
飲み合わせに要注意の薬も少なくなく、特に一部の利尿剤との併用は厳禁とされています。
他の不調のために服用する市販薬についても、ボルタレンとの併用に問題が無いかどうか医師に相談する必要があります。

ボルタレン服用時は必ず胃腸薬も服用する理由

ボルタレンは非常に優れた抗炎症作用で強い痛みや腫れを効果的に緩和する解熱鎮痛剤ですが、効き目の強い薬に起こりがちな胃腸への影響が特に強いタイプの薬でもあります。
そのためボルタレン服用時には胃粘膜保護作用を持つ胃腸薬を併せて飲む必要がありますが、それが何故なのかという理由はボルタレンが炎症を抑える仕組みそのものにあります。

ボルタレンの有効成分ジクロフェナクナトリウムは、痛みや炎症を起こす原因物質プロスタグランジンの生成に関わるシクロオキシゲナーゼという酵素の働きを阻害することで、プロスタグランジン生成そのものを抑制します。
腫れや痛みの元となる炎症の原因にアプローチすることで効果的な消炎鎮痛、解熱の作用をもたらしますが、このプロスタグランジン抑制の効果が胃腸には良くない影響となってあらわれます。

プロスタグランジンは炎症の時だけあらわれる物質ではなく、普段から腎臓や消化管の粘膜に存在してそれらの働きをサポートする役割も担っています。
胃にあるプロスタグランジンは胃酸の分泌を抑制したり胃粘膜を保護することにも役立っていることから、ボルタレンによるプロスタグランジンの抑制し過ぎは胃の保護作用をも阻害してしまうことにもなります。
そのため胃腸薬も一緒に処方され胃粘膜を保護して胃腸の機能を守ります。

ボルタレンが胃腸薬を併用する必要があることが何故なのか理解して、医師の指示や用法用量をきちんと守って決められた期間のみ服用することが大切です。
強い薬であることを常に念頭に置いて、何歳から服用できるかというよりも人それぞれの体調や持病によって処方できるかどうかが検討されるタイプの薬であることも把握し、ほかの薬との飲み合わせにも細心の注意を払うべき解熱鎮痛剤です。

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